ほっけじ
秋田県秋田市旭北寺町1-25
法華寺は室町時代の文亀2年(1502)4月、久遠院日尋(くおんいん にちじん)上人(しょうにん)によって現在の秋田市土崎湊に開創されました。
日尋上人は、京都の日蓮宗本山のひとつ、本満寺(..
日尋上人は、京都の日蓮宗本山のひとつ、本満寺(ほんまんじ)の塔頭(たっちゅう)寺院でありました玉持院(ぎょくじいん)の住職でした。日尋上人は、日蓮宗の宗祖日蓮聖人の直弟子「六老僧」の一人、日持(にちじ)上人がその昔、日蓮宗を広めた東北・北海道地方をもう一度布教して、各地のお寺を中興しました。法華寺もそのひとつです。それ以来、法華寺は通称「浜の法華寺」と呼ばれ、秋田県最古の日蓮宗寺院として現在まで500年以上の歴史を刻み続けています。
その後、江戸時代に久保田藩主の佐竹氏が秋田の地に城下町を作ることとなり、その城下町の中に寺町を置いたため、法華寺も土崎湊より久保田城下へと移転され、以来、現在に至るまで寺町の地で人々の信仰を集めて参りました。
1502年(文亀2年)
久遠院日尋上人
久遠山 法華寺
JR秋田駅から徒歩で約20分 秋田北ICまたは秋田中央ICより車で約15分