つつがおおとしじんじゃ
広島県山県郡安芸太田町上筒賀94
筒賀の大イチョウとして知られています 治承の昔(1177~1180)、薩摩守池田左衛門(いけださえもん)という実直な男が、農業に対する志が厚く、この地域の開墾を心掛けていた。ある日、このイチョウの..
筒賀の大イチョウとして知られています 治承の昔(1177~1180)、薩摩守池田左衛門(いけださえもん)という実直な男が、農業に対する志が厚く、この地域の開墾を心掛けていた。ある日、このイチョウの木の下に来ると、どこからともなく一羽の白い鶴が稲穂をくわえて飛んできて梢(こずえ)にとまった。やがて鶴はその稲穂を左衛門の前に落して飛び去った。左衛門は不思議に思い、その辺りを調べると適潤で肥沃な土地であった。そこで彼は、これは神のお導きであると信じて開墾し、稲を作ったところよく実ったので、イチョウの樹下にほこらを建て「銀杏(いちよう)の宮」と称したと伝えられている。大歳神社は、また落穂(おちぼ)大明神ともいわれ、その祭神は天真鶴命である。旧筒賀村は初め「つるがの里」と呼ばれ、それが訛って「つつが」になったという。
大歳神・御歳神・若歳神
中国自動車道 戸河内ICから車で約8分
無料
神社右手に未舗装の駐車場あり 左手の舗装の駐車場は筒賀中学校専用です
あり