だいほうじ
愛知県愛西市稲葉町江頭10
1550年頃の創建と伝えられ、元は尼僧寺院で女性の駆け込み寺だったそう。 境内には大楠が生えており、白龍が宿っているとされ、根元には剣を抱いた「縁切り如来」が祀られている。 元々の本尊は近衛家か..
1550年頃の創建と伝えられ、元は尼僧寺院で女性の駆け込み寺だったそう。 境内には大楠が生えており、白龍が宿っているとされ、根元には剣を抱いた「縁切り如来」が祀られている。 元々の本尊は近衛家からの寄進による像であったが、1988年の火災で本堂もろとも消失。 翌年(平成元年)に阿弥陀如来が来寺します。 この阿弥陀如来は元々、関東18檀林の霊巌寺にあったものを東海道の吉田宿に移設し、「吉田川の氾濫を鎮め、東海道を行き交う方々を守る」ために 東海道沿いに祀られたそうです。 そして東海道が無くなると、この阿弥陀如来を祀るために寺院が作られたが、その寺院も伊勢湾台風で倒壊。紆余曲折あり、平成元年に大法寺の本尊となります。 軽い調査では、江戸の初期の作だと言われていましたが、2016年(平成28年)に修理に出した際、胎内より発見された木板に「元禄12年(1700年)」とあり、快慶(何代目かは不明)の名もあったそうです。 3年間の修理を終え、令和2年2月22日にお戻りになりました。 現在では山門や階段を無くすなどのバリヤフリー化をし、大楠による樹木葬として万人を受け入れた葬儀や墓地を運営されています。 さらにご住職はCBCラジオやFMいなべでお悩み相談のレギュラーを持ち、大法寺では毎月相談会を開催しています。
励声山
二河白道院
浄土宗
1550年頃
阿弥陀如来
おわりはじまりの寺 縁切り寺
無料
有り