とやまじょう
富山県富山市本丸1-62
富山城は、越中国新川郡(現在の富山県富山市丸の内)にあった平城である。加賀藩前田家の分家であった越中前田家の居城。それ以前は上杉謙信の越中出兵、織田信長の侵攻などの戦乱の舞台となり、佐々成政の越中統..
富山城は、越中国新川郡(現在の富山県富山市丸の内)にあった平城である。加賀藩前田家の分家であった越中前田家の居城。それ以前は上杉謙信の越中出兵、織田信長の侵攻などの戦乱の舞台となり、佐々成政の越中統一時に大規模な改修が行われた。佐々成政の失脚後は越中三群を前田家が治めた。江戸時代に入り、加賀藩三代藩主前田利常の次男利次が富山十万石を得、富山藩が成立。以後、富山藩の居城として幕末に至り廃城となった。 2017年に続日本100名城134番に指定された。