田中神社は江戸時代よりお御嶽社として開創され田中の鎮守であった。明治39年内務省通牒にて上笹下地区の無格社統合合併により神明社と共に六ヶ村の神社と合祀され、明治45年5月栗木に上笹下神社として遷座した。
第二次大戦後、それぞれの地区に氏神様を祀ることとなり、昭和22年4月20日現在地に仮の御神殿を建て町名をとり田中神社とした。昭和35年御神殿を造営し国常立尊、他二柱を御祭神とし昭和28年9月10日登記を済ませ宗教法人となった。
例祭は毎年秋に執り行っていたが、造営した御神殿は昭和46年12月7日火災により焼失した。その後、町内有志を始め関係者の努力により御神殿は再建されたが年月も経過し、また町の発展に伴い総鎮守として御神殿改善の気運が盛り上がり、平成13年9月御神殿の増築と補修、御神域の整備を完成させ現在に至った。