すいじんじゃ
静岡県富士市松岡1814
水神社は古郡孫太夫が堤防工事の完成を願い、社殿を造営した。しかしその由来は火災のため社伝の古記録などが焼失し、詳細は不明である。水害や水難を防ぎ、岳南鎮護の神社として崇敬を集めている。地域の人々や敬..
水神社は古郡孫太夫が堤防工事の完成を願い、社殿を造営した。しかしその由来は火災のため社伝の古記録などが焼失し、詳細は不明である。水害や水難を防ぎ、岳南鎮護の神社として崇敬を集めている。地域の人々や敬愛者により水神社講社を結成し、祭りを斎行し神恩に感謝している。元々は富士川西岸と地続きであり、岩渕村で祀っていた。社域は頑丈な岩盤に覆われ、幾多の大水や地震にも崩れることはなかった。「水神の森」と呼ばれ、親しまれており、「東海道名所図会」に富士川の右の山奥にあり、岩上には松柏が生い茂り」と記され、名勝として知られていた。境内にはたくさんの樹木が繁茂し、静岡県の「ふるさとの自然、お宮の森、お寺の森百選」に選ばれている。
正保三年(1646年)創建。堤防工事の完成を願って富士川の西岸、岩淵村に水神の社殿を建立。大洪水により川の流れが変わり、現在は富士川の東岸へ。水神の森に川の流れや堤防など、富士川を守る水神として祀られている。
主祭神 弥都波能売神
旧村社
正保3年(1646)
東海道富士川渡し船跡
身延線柚木駅徒歩15分